【厚木市】思わず驚愕する。人間国宝の方のコーヒーカップも並んでいるレトロな喫茶店が駅近にありました。
駅近のイオン厚木店の先に「ギャラリー喫茶なよたけ」があります。看板はあって喫茶店があることは知っている方も多いのでは、でもなかなか2階のお店に入れない人も・・・。そういう私もその一人です。
ドキドキしながら、いざ2階へ。
看板横の入り口から入り、2階へ上がっていきます。そうするとお店があります。
素敵な看板です。気後れせずに扉を開けてみると、好きな席に座ってよいですよと案内されてテーブル席に座ってみました。
店内はカウンターとテーブル席があり、人との距離は自然ととれるほどで広々しています。
好きな席に座るとガラステーブルの下には、
中国、景徳鎮から購入したという200~300年前の陶片があるという。至る所に、気づく人には気づくであろう作品があちらこちらにありそうです。
なよたけブレンドを注文、店内に飾られているコーヒーカップどれでも好きなものを選んで、カップに合わせてコーヒーを淹れてくれます。コーヒーカップを大きいものを選んだらいっぱい飲めますね。
コーヒーカップがいっぱいあって迷ってしまう。オーナーは50年ほど前からコーヒーカップを集めているので、昔、若手作家であった人が国宝級の作家になっている方のカップもあるそうな。目利きの人が見たら人間国宝の方が作った作品がすぐわかるのでしょう。
コーヒーを注文してから、豆を挽いてくれて挽きたてのコーヒーを淹れてくれます。豆を挽く音は良いですね。そこから適温になったお湯を入れてコーヒーを提供してくれます。
今回選んだカップは珍しい四角のカップを選びました。カップに合わせてコーヒーを淹れてくれるので大きめのカップで色も明るいものを選びました。どのカップも素敵です。とても温かみを感じます。
店内にはピアノがおいてあり、こちらでは、ライブが行われていたり、実は有名なピアニストの方も来ることがあるそうです。投げ銭システムなので、コーヒーを飲みながら素敵な音楽を聴ける時間が過ごせます。
ギャラリー展も開催することもあるそうです。作品を並べて古典をすることもあります。こちらの喫茶店では、ワークショップも開催することもありますし、占いをしてもらえる日もあります。自分の表現を開放できる場所としても活用でき、人が集まる場所ですね。
反対側にもカップが並んでいます。こちらのカップでもコーヒーが飲めるそうです。こちらのカップは13代柿右衛門時代のカップ、ソーサーです。今は15代柿右衛門の時代ですので、こちらは、もう手に入らない代物では!!
きっと陶芸好きな方は、貴重なカップに目が行くのではないでしょうか?お客様からは、こんな貴重なカップで提供せずしまっておいた方がいいのではと言われるほどらしいです。でもオーナーは、カップも閉まっているよりはお客様の目に入ったり手に取ってもらったりコーヒーを淹れてもらった方が嬉しいんじゃないかなとおっしゃってました。
実はランチセットの方がお得ですね!!カレーライスとブレンドで990円、なよたけブレンドが660円なので。お昼を食べてきてしまったことを後悔しました。珈琲の種類も他にもいろいろ、徳川将軍珈琲990円とはどんな味なのだろう。
実はオーナーは2代目、サラリーマンをしてから、前オーナーがお店を手放す時に、他のお店になるなら自分がという勢いでオーナーになられて、そこからコーヒーの淹れ方を学び、オーナーになってから13年、まだまだこれからも喫茶店をサロンとして人が集まる場所に、相談できる場所に、一人で悩まずここに来てお話できる場所にしたいとおっしゃってました。
なよたけは、アユモのスポットになっています。ぜひチェックインしてください。またオーナーは陶芸家でもあります。陶芸の講師をされていたり、工房がありますので、陶芸教室を開催しています。喫茶店を営みながら作陶を続ける小高氏であります。
最初の一歩、入ってしまえば、想像以上に気さくなオーナーで、いろんな話ができます。喫茶店は温かみのあるゆっくり過ごせる落ち着く空間でした。
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