本厚木駅北口より、歩いて約5分の所に「WEショップ厚木1号店」があります。道路を挟んだ向かいには、大手公園があります。
入り口には、その時の目玉商品が置いてありました。訪れた日は、お皿が全て10円で販売していましたが、中を見ている間にすぐになくなってしまいました。
店舗には、食器、洋服、着物、美術品、日用品、東北支援で東北物産販売、アクセサリーなどの中古販売、フェアトレードの商品を販売しています。
「WEショップ」では、地域の市民から、誰かに着てもらいたい、使ってもらいたいと思う新品・中古の衣類や雑貨を寄付してもらい、値段をつけて販売するリユース・リサイクルショップです。神奈川県で活動する37のNPO法人「WE21ジャパン地域NPO」が、それぞれの地域で運営し、その収益で、アジアを中心とした民際協力や共育(ともいく)活動を進めています。
※読者様よりご提供写真
2021年度の認定NPO法人WEジャパン厚木の支援総額は2,200,687円です。皆様の温かい寄付や募金によって困っている人たちへ、年間200万円は支援できるようにと目標を立てているようです。
こちらのお店に持ってきてくれる人は、皆さん支援の気持ちをもってまだ使える商品を持ってきてくれています。中には、遺品整理していて出てきた美術品や、使わなくなったブランド品、買い取りではなく、こちらで支援が必要なところへ生かしてほしいと願って持ってきてくださる人もいるそうです。
現在集めているものは、着なくなった学生服の白いワイシャツ・ブラウスです。シャツは切り取って人形の胴体と手足に使用されます。縫って仕上げるのはカンボジアのお母さんたちです。
また、店内には、フェアトレードの商品も販売しています。
フェアトレードとは・・・つくる人にも、環境にも優しい物を生産者から公正な値段で継続的に買い取る貿易のことです。
フェアトレード商品を購入することで、発展途上国の人々の生活を助けることにつながります。値段はお手頃ではありませんが、お客様の中には、1か月に1つだけフェアトレードの商品を買うと決めて来てくださる人がいるそうです。その優しい気持ちが誰かへの支援へとつながっていますね。
こちらは、東北地方太平洋沖地震が発生してから、気仙沼の海産物を販売するようになりました。東北支援につながることが優先に考えていらっしゃるので、利益度外視の価格になっています。東北で買うより安いですよ。
店内には、目を惹く茶箪笥がありました。裏側もしっかり作られているので、裏を見せても問題ない仕上がりです。細部はキズやかけている箇所もないのでとても良い状態で残っていました。
お皿も状態が良いものを販売しています。受け取り時に、お皿がかけていたり、洋服でも破れていたり、穴があいているものは受け取り出来ないので、寄付したものが誰かが欲しいと思える状態のものを持っていくように心がけましょう。
着物も置いてありますよ。
11月に着物の即売会を開催するそうです。
◇◆着物即売会◇◆
2022年11月24日(木)、25日(金)
アクセサリーもあります。
こちらの着物草履は、寄付を頂いたウールの着物をリサイクルして職人さんがボランティアで着物草履を作ってくれています。
なんと驚いたことに、レジにいる方や、品出しなどしている方々はボランティアの方とお伺いしました。店内のスタッフの方もボランティアで働いていらっしゃるとお聞きしました。お店でボランティアで働いている方も、無償で商品を作って提供してくださる方も、寄付で商品を提供していただく方も、そして、その商品を購入する方も皆さんがいてこそWEショップが必要としている人たちへ支援できているのだと思います。
※読者様よりご提供写真
コロナ感染症対策の為、店内のお客様は最大10人程度の入店となっています。また、商品はリサイクル品につき、多少の難は考慮の上価格を表示しているそうです。
2022年9月の休業日は、9月4日(日)、11日(日)、18日(日)、19日(月・敬老の日)、23日(金、秋分の日)、25日(日)です。
子供服もありますよ。WEショップの中には、掘り出し物もありますので、定期的に見に来ているといい出会いがあるかもしれません。また、セールの告知は事前にしていないので、たまに通りかかったらセールしている日があるかもしれませんので、お店近くを通ったら覗いてみてください。
WEショップは、皆さんひとりひとりの行動によってが運営出来ています。そして、必要としている方々への支援へと回っていきます。コロナ禍になってから支援金額が少なくなって以来、せめて年間200万の支援が出来るように皆さんが協力して運営しています。ぜひ店舗へ足を運んでみてください。
読者の方から情報を頂きました。ありがとうございました。
WEショップ厚木1号店はこちら↓