【厚木市】月に1度の青空店舗「青空おやつ」ご存じでしょうか? 子どもが絵を描くことから夢中に楽しめる場所です。
「青空おやつ」ってご存じでしょうか? SNSで話題に出ていて気になっていた場所です。8月に厚木中央公園で開催していたのでお話をお伺いに行ってきました。
「青空おやつ」ってなに? 簡単にいうと、子どもたちがその月のテーマに沿ってお絵かきをして、描き終わったらおやつがもらえる仕組みです。
参加の流れ
①受付で名前と連絡先を記入。(感染症対策で誰が参加していたか把握するため。)
参加費:なし
おやつ:ちょっといいおやつ 当日のお楽しみ
定員:30人
場所:真ん中の大きな木の下あたりです。
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お絵かきすると楽しくて気持ちがスッキリします。
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おやつがもらえます。
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お絵かきした絵は、①もってかえってもよい ②青空おやつにわたす。
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青空おやつが絵を欲しい人を探す。
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絵をもらった人がおやつを買うお金をくれる
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子どもたちが描いた絵が誰かのおやつになる
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誰かの描いた絵も誰かのおやつになる。
★楽しくお絵かきしたことが、誰かの役に立つ。青空おやつはみんなの優しさで育てる仕組みです。
代表の鈴木さんからお話をお伺い出来ました。青空おやつを始めようと思ったきっかけは、毎年出店していた厚木市緑のまつりでいろんな環境の子供たちがいることを知り、コロナ過でイベントが出来なくなり、「代わりにできることはないか」と考え、始めたのが「青空おやつ」です。
コロナ禍のストレスがたまる生活の中で、一番影響を受けているのは子どもたちでは、との思いに至り、やさしさで循環する小さな仕組みをつくりたいと思ったそうです。大人が一緒にいなくても、お金を持っていなくても、子ども自身が「やってみたい」と思ったら参加できます。
子どもたちは滑らかに描けるオイルクレパスを持つと、描き心地が良いので、気持ちよく絵を描いています。また、絵を描くと気持ちがスッキリします。子どもたちは絵を描きながら、困っていることを話したり、学校のことや、家族のこと、心にモヤモヤがあったときは、ここには聞いてくれる大人がいると思ってもらえれば安心できる場所になりますね。
絵を描き終わると、「ちょっといいおやつ」がもらえます。アレルギーがある子どものためにわかりやすく原材料をはっきり書いています。そして、もらえたらにっこりできるおやつを選んでいるそうです。
こちらのおやつは、やさしさをふやす仕組みから頂いたお金で、おやつを買えています。子どもたちの絵が未来のおやつになるしくみは、参加した誰もがやさしさを受け取る側でもあり、やさしさを渡す側にもなります。
青空おやつは、厚木市で、やさしさをふやす仕組みを目指して運営しており、公園で遊んでいる子どもたちが自由に参加できるアートワークショップの開催、おやつの配布をしています。 子どもたちの未来がやさしい社会であることを願い、活動しているそうです。見かけたら参加してみてください。
読者の方から情報を頂きました。ありがとうございました。
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